二本松市農政課の取り組みです。
いろいろ活動していると、いろんなことに出会うものだ!ある給食の食材を測定したというベクレルモニターの帳票を、見せていただいた。そしたら超驚き!放射性セシウムを計測していない。
ヨウ素とカリウムを測定している。
充填率が非常に悪いのに、測定時間を延長していない。
検出下限値・限界値がわからない。数値そのまま記載している。
これで「計測しているから安全です。」というのは、全く当てはまらない。
このような測定がどれだけ行われていたのか?わかりません。
ですが、今回この業者は、問題点を伝えたら反省するのか?謝罪するのか?わかりません。その時の対応で、人柄がわかる。無知からくる事柄だと思う。
だが、この後のデータを見るとセシウムになっている。というと間違えたことに気付いていると思う。しかし、「以前の測定は、オペレーターのミスで測定を間違えていました。大変申し訳ありません」というような謝罪はあったと聞きませんでした。
これでお金を取っているというのですから、詐欺罪が通用するかも!
福島にかぎらず「測っているから安全です。」というのを、信用できなくなる気持ちはわかります。

二本松の公設市場での自主モニタリングでセシウムを計測できていなかった.
そこで,福島県に電話で問い合わせたら,下記のURLに基づいてモニタリングを県として行なっています.
検査計画の策定状況
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002e6ib.html
県としては、福島県農業総合センターで測定して,下記のふくしま新発売に掲載している.
http://www.new-fukushima.jp/monitoring/
その他の自主検査の精度に基づいてはどうかと伺うと,
ふくしま恵協議会を通じて、スクリーニング法などについて取組んでいるということでした.
https://fukumegu.org/ok/area/C106
そこで,上記のURLにある二本松市地域農業再生協議会にお電話を差し上げました.
あくまでも協議会は協議会で,市場は市場ということでした.
県の話とは異なりました.県にはその旨を伝えました.
二本松市農政課の係長の「Y.Sさん」として,はどうですか?と伺いましたら、二本松青果に任せていて,機材を提供しているだけという回答でした.
それで,今回のセシウムが測定できていなかったケースに関しては、二本松青果に責任があるのですね!と言うと,機器校正や指導は,二本松市で行います.
もともと二本松青果に問い合わせたら、二本松市へ!二本松市に問い合わせると,実際は、機材だけ提供して,任せてぶん投げていたことがらだったということなのです.
これは任意検査なので,責任はないというようなスタンスでの回答でした.
今後は、改善はするとして、改善した結果を教えて頂けますか?という回答には,どうして?回答しなければならないのか?どのようなお立場でという回答を聞きたいのか?
という返事でした.
そして、まず測定できていないという事実を知ったときに,給食の食品を心配している保護者の方に,【申し訳ない】
そして,問題点を指摘した私へ、【ありがとう.】という気持ちが湧きましたか?という問いには、会話から全く感じられない、市の職員でした.
私に相談を頂いた保育園の園長先生は、「保護者一人一人に配慮し対応したきめ細かい教育を園の方針にしているのです.」と言ってくれました.このような園長先生であれば、付いて行きたいと思う保護者も多いと思う.
二本松市の農政課の一部だと思いますが、残念ながら付いて行けない.
今回は、基準値100Bq/kgは知っていました.50Bq/kgを越えると通報することも知っていました.けれども 25Bq/kgまで測定することは知りませんでした.
また、二本松市の学校給食完成食が,40Bq/kg程度で測定していることは知りませんでしたが、教えておきました.二本松市の教育委員会も改善しないと伺っているので、そのような公務員が複数いる自治体だということで理解しました.